🌿バジル|気の巡りと胃腸を整える“香りでほぐす癒しの薬膳ハーブ”

🌿バジル|気の巡りと胃腸を整える“香りでほぐす癒しの薬膳ハーブ”

「イライラする」「お腹が張る」「気分がすぐれない」──
そんなとき、キッチンのバジルの香りが、あなたの心身をふっとほぐしてくれるかもしれません。
薬膳では、バジル(羅勒/ローレー)気を巡らせ、胃腸を整え、ストレスを和らげる香味野菜として使われます。
食卓からはじめるセルフケアにぴったりの、現代女性向けの“癒しハーブ”としてご紹介いたします。

🌿薬膳でのバジルの位置づけ

バジルは温性で辛味・甘味をもち、脾・肺・肝に作用します。
主な効能は理気和胃・活血・解鬱・消腫
特に気滞(気のめぐりの停滞)胃の張り、精神の不安定さに用いられ、香りで心と体を整えるスパイス薬膳とされています。

和名 バジル(羅勒)
中薬的分類 理気類・香味野菜
四気 温性
五味 辛・甘
帰経 脾・肺・肝
主な効能 理気和胃・解鬱・活血・消腫・安神

💡バジルが女性にうれしい3つの理由

  • 1. ストレス・イライラに:香りで気の巡りを助け、感情を整える
  • 2. 胃の張りや食欲不振に:胃腸の動きを促進し、消化をサポート
  • 3. 自律神経の乱れに:心をほぐし、呼吸を整える作用も

気が滞ると、こころもからだも重たくなるもの。香りのちからで、軽やかに巡る毎日へ。

🍽バジルのおすすめ薬膳レシピ

🥗トマトとバジルの理気サラダ

肝気を巡らせるコンビで心も晴れやかに。

  • 材料:バジル、トマト、オリーブオイル、塩、黒胡椒

🍝鶏肉とバジルの薬膳パスタ

温性ハーブとたんぱく質で疲れを回復。

  • 材料:鶏むね肉、バジル、にんにく、パスタ、しょうゆ

☕バジル+ミントの気巡りハーブティー

午後のリラックスタイムに最適なブレンド。

  • 材料:乾燥バジル、ミント、はちみつ(好みで)

🔍体質別アドバイスと注意点

  • 気滞タイプ:イライラや不安がある人に◎
  • 脾胃虚弱タイプ:軽く加熱すれば胃にもやさしい
  • 陰虚・熱症タイプ:摂りすぎると熱がこもる場合があるので注意

📝まとめ|バジルは“こころと胃腸を整える巡りの香り薬膳”

バジルは、薬膳において理気・和胃・解鬱といった働きで、気のめぐりを整え、ストレスや胃腸の不調をサポートする香味野菜。
忙しい日々のなか、バジルの香りをふっと感じるだけで、気持ちが軽くなった経験はありませんか?
そんな“香りのセルフケア”を、ぜひ日常に取り入れて、心身の巡りを整えていきましょう。

このページ下部では、他にも“理気・ストレスケア”に役立つ薬膳素材を紹介しています。
ぜひあなたの体質や気分に合った食材を見つけて、軽やかな毎日を育ててくださいね。

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