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体質と不調に合わせて整える|薬膳お粥レシピまとめ
「朝がつらい」「胃腸が弱い」「なんとなく元気が出ない」──
そんなときにおすすめなのが、やさしく体を整える薬膳お粥です。
薬膳では、お粥は消化に負担をかけず、体質改善・気血補充・冷えや湿のケアに最適な養生法とされています。
この記事では、体質や症状に応じた「薬膳お粥レシピ」を、素材別・目的別にまとめてご紹介いたします。
▶ 疲れた胃腸・気虚に:
なつめと山芋のもち米がゆ
- 主な効能:補気・補血・健脾・滋養
- 素材:もち米/なつめ/山芋
- 体質:気虚・血虚・胃腸虚弱
▶ むくみ・湿気に弱い体に:
とうもろこしとはとむぎの利湿粥
- 主な効能:健脾・利湿・排毒
- 素材:白米/とうもろこし/はとむぎ
- 体質:痰湿・湿熱・むくみ体質
▶ 冷えと疲れに:
しょうがと黒ごまの温補粥
- 主な効能:補気・温中・巡り
- 素材:白米/しょうが/黒ごま
- 体質:陽虚・気滞・冷え性
▶ 美容・アンチエイジングに:
黒豆ともち米の補腎お粥
- 主な効能:補腎・補血・利水・美容養生
- 素材:もち米/黒豆
- 体質:腎虚・血虚・加齢・月経不順
▶ 季節の変わり目・春の解毒に:
ごぼうと豆腐のスッキリ粥
- 主な効能:通便・清熱・解毒
- 素材:白米/ごぼう/豆腐
- 体質:気滞・湿熱・便秘
薬膳お粥の基本:調理のポイント
- 穀類はしっかり浸水してから炊く(消化吸収を助ける)
- 弱火でゆっくり炊くことで薬効を引き出す
- 冷え体質の方は“温かい状態”で摂取
- おかゆのベースに「だし」や「薬味」も加えるとさらに効果的
まとめ:お粥は“食べるお薬”
季節の変わり目、不調のサイン、食べすぎた翌日──
どんなときでも、からだと心をリセットしてくれるのが「お粥」です。
ぜひあなたの体質に合った薬膳素材を選び、毎日の食事に取り入れてみてください。
あなたの胃腸と気力を、やさしく整えてくれる“朝のひと椀”がここにあります。
この記事の分類
- 季節分類:通年