目次
あなたの漢方体質がわかる|9タイプ別セルフケアのはじめ方
「なんとなく不調が続くけれど、原因がわからない…」
そんな時こそ、中医学の“体質”という考え方がヒントになります。
この記事では、漢方で見立てる9つの体質(証)を紹介し、あなたの体質に合ったセルフケアの始め方をやさしくご案内します。
漢方でいう“体質”とは?
漢方では、からだの状態を「証(しょう)」と呼ばれる分類で見立てます。
これは一時的な不調だけでなく、もともとの体質傾向や、生活習慣による偏りも含めて判断されます。
たとえば、同じ「冷え性」でも──
- エネルギー不足(気虚)で冷える人
- 体を温める力が弱い(陽虚)人
- 血が足りず末端が冷える(血虚)人
それぞれに合う対処法は異なります。
9タイプの体質分類(セルフチェック付き)
体質タイプ | 主な特徴 |
---|---|
気虚 | 疲れやすい/風邪をひきやすい/声に力がない |
陽虚 | 冷えやすい/むくみやすい/トイレが近い |
陰虚 | のぼせ/寝汗/肌や口が乾燥しやすい |
血虚 | 顔色が悪い/めまい/眠りが浅い/月経が少ない |
気滞 | イライラ/胸やお腹の張り/ため息/便秘気味 |
痰湿 | むくみ/頭重/痰が多い/体が重だるい |
瘀血 | 肩こり/くすみ/月経痛が強い/シミ・血塊 |
湿熱 | ベタつき/ニキビ/口苦/尿が濃い |
中庸(平和体質) | 特に大きな偏りがなく、比較的健康 |
あなたはどのタイプに近いでしょうか?
複数に該当することもあるので、まずは傾向を把握することが大切です。
▶ あなたの体質をチェックしてみよう
より詳しく体質を知りたい方は、当サイトのオリジナル診断チャートをご活用ください。
質問に答えるだけで、あなたの体質タイプとおすすめのセルフケアがわかります。
体質に合ったセルフケアをはじめよう
体質がわかれば、次は「あなたに合ったケア方法」を知るステップです。
薬膳・ツボ・生活習慣など、無理なく続けられる方法を見つけましょう。
- 気虚タイプ向け|元気を補う薬膳ごはん
- 陽虚タイプにおすすめ|冷え対策ツボ
- 気滞タイプのストレスケア薬膳
まとめ:体質を知れば、不調が見えてくる
なんとなく不調が続くとき、それは「体からの小さなSOS」。
漢方の視点で体質を見直すことで、症状の“奥にある原因”が見えてきます。
まずは「知る」から始めて、「整える」一歩を踏み出してみませんか?