心火(しんか)とは、心の臓の機能活動を表す言葉である。
素問天元紀大論篇では
『心は君主の官』と表現されたことから 心火=君火(くんか)ともいう。
心火は陽に属する。
豆知識
ちなみに肝には相火があり、相火は陽に属し、心火と合わせて 二火 (にか)と呼ばれる。
二火に対し、一水 と言われる言葉があり、腎水のことを指す。
由来は、『腎は水を主る』からだと思われる。
そして、これらの言葉をつかって
『一水は二火に勝つあたわず』という言葉がある。
すなわち、腎水1つでは、心&肝の2つの陽にあたる火を制御できない ということを表している。
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