精(せい)とは、生命活動を維持するための物質のこと。精には2種類ある。
先天の精 と 後天の精 である。
- 先天の精
- 腎中に貯蔵される。
- 両親から受け継がれる。
- 後天の精
- 飲食物(水穀)を化生したもの(水穀精微ともいう)
- 臓腑を滋陰する。
先天の精があることで、後天の精が生まれ始める事ができる。
そして後天の精が臓腑を滋陰するということは、もとをたどれば先天の精となるため
これらの関係性を
『先天の精は後天の精を養い、後天の精は先天の精を養う』と表現される。
ここでも陰陽論のように相互依存&協調の関係にあることがわかる。
同義語: 精気
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